土木学会東北支部研究奨励賞を古屋拓人氏が受賞

2024年5月23日開催の土木学会東北支部総会において,土木学会東北支部技術研究発表会(岩手大学)における古谷拓人氏(発表当時M2,日鉄建材株式会社)の研究発表が評価され,2023年度土木学会東北支部研究奨励賞が授与されました.

学会から発表された理由は,以下の通りです.

【研究奨励賞】

都市間小口輸送における速達需要が最適ネットワークに及ぼす影響

発表者 古屋 拓人   東北大学大学院

〔選考理由〕本研究は、宅配便などの小口輸送事業者が,制限時間の厳しい速達荷物と通常の荷物を区別せずに速達時間内に届ける場合に比べ、両者を区別して輸送し速達運賃を設定することが、都市間輸送ネットワークや利用者の利便性の指標である消費者余剰の改善に与える影響を、最適化モデルを用いて確認したものである。モデルの新規性に加え、2024年問題など物流業の効率化が求められる中で事宜を得た知見を得ていることが、高く評価された。