災害情報キュレーション

Curation of Information from Disaster Digital Twin

2022年度,災害研は文部科学省の支援を受け,学内外の連携研究組織として「災害レジリエンス共創センター」を設立しました.

「災害レジリエンス共創センター」では、「災害レジリエンス数量化」、「ヒューマンレジリエンス」、「災害情報キュレーション」および「災害レジリエンス共創」の4つの重点研究領域を構成し、新たに構築する「災害デジタルツイン」での災害過程の分析を通じて、被災した社会が速やかに回復するための方策や被災地支援策としての「集合知」を導き出すための研究に取り組みます。研究成果としての集合知を、研究コミュニティや災害対策の実務において広く利用に供することで、レジリエントな社会の実現に寄与するとともに、それらを先導する人材育成プログラムを展開していきます。

奥村教授は,「災害情報キュレーション研究領域」の領域長に就任し,コミュニティや社会がレジリエンスを向上させるために,デジタルツインから得られる大量で多様な情報を,どのように活用していくべきかの研究を先導していきます.

2022.5.12開催の「キックオフ・シンポジウム」における研究領域の説明pdf